今年の南座での顔見世には、祝い幕がかかっている。
四代目中村雁治郎の襲名の祝い幕なので、飛んでる鳥は、雁であろう。
よくわからないのは、この雁の、クビだけ緑っぽく描かれている。アオクビということからこういう描き方をしたのかもしれないが、アオクビというのはマガモの雄であって、首もとから上ぜんぶ(頭部)が緑です。
雁の場合は、のどのところが白っぽくてあとは、首から頭の先までぜんぶ色が濃いが、緑というわけではないようです。白いところは額にかかることもある。
この祝い幕の場合、首下半分が緑っぽいのはともかくとしても、白いのどの色は首巻のようになっていて、額につながってるわけではないようだ。となると、頭部の色がうすすぎないか?
野鳥に詳しい人がみたらこともなげにすらすらいろいろ教えてくれそうな内容ですが、私はせいぜい鴨見て回るのが関の山ですもので、なんとなく気になった。ずれたこと書いてたらすみません。
写真はこっちにあります。
雁で検索したらでてきますが、こいつは真鴨。羽にも緑の帯がある。
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