しっかり治療できるところでかかわろうとする動機づけに、現状では極めて欠ける。
当然、大多数が電話相談のレベルになるが、それにどんどん公的保険の金がすいあげられる(そういうオンライン業者的医療が一般化する)ことを防ぐ方法がいまいち思いつかんのです。
これが保険医療で通るなら、非保険医療の初診のオンライン化も問題ないことになります。
ごく軽症かただの心配を相手にする少額自費の医療相談でも金がとれるわけですね。
そういうのも数やりゃ金にはなるでしょう、そっちがおいしそうでいっぱい業者が入ってきそうに思うなあ。これが自助共助、公費使わないからいいってか。
電話じゃなく映像が原則、というのは、そこに関するせめてもの設備による歯止めのつもりでしょうか、電話(音声のみという意味でしょう)でもいいなら、きりないものね。
もう一つ気になるのは、、、、
いまの安い受診料で、すくなくともある年齢層より上は、定期的に医者に通う習慣があり、それがいろんなものの初期発見につながっていたと思うのです。
オンラインメインではそういうものがひっかけにくくなって、結果的に重症化してからかかることになることが増えると思います。
ま、そういう「医者通い」の習慣は団塊あたりまでですから、そういう習慣のない層が増えて診療もオンラインへ、というのは、それはそれでタイミングとしてはありなのかもしれない。
受診者と映像で対話、電カルとレセコンも結合して、薬も郵送し、しっかり金とるところまでできる、オンライン診療システムはすでに世の中にパッケージで売られている。
あくまでも、直接対診のない場合の検査精度はどうなるねんという話になります。
時間外とか深夜とかの受診者をあつめようとする医療機関がまたぞろ出てくるんでしょうねえ、医療圏に関係なくなるので勝算はあるかも。
どんなふうにするか、ビジネスとして考えてみましょう。
こういうことしそうなバイト医は都会の方が集めやすそう。
安いワンルームでやるんでしょうかね。
日本中のひと相手にするんだから実診療医療機関のバックアップなしが前提、なんかあったら救急車に連絡させる。あきらかな救急じゃなくても、わからないものは早々に切り上げて形ばかりの近隣医療機関への紹介状
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