「キメラ」 祇園 イタリアン
京都じゃ有名店。税サ別10Kと15Kの2つのフィックスのみ。ピアノライブのイベントを月に何度かやってらっしゃるらしい。中年女性2人連れと、同伴が、おられた。給仕はみなそこそこ若いし、人によっては見た目ちゃらい感じあり。偏見すまんが、クラシックな場ではないということかね。接客はちゃんとしている。雰囲気ありようとしては 「Motoi」 に近いと感じた。
高いほうは高い食材をがんと使う。安いほうも、野菜の風味がきいた仕上げ。料理に関しては値段相応に大丈夫な内容。スイーツは氷菓のみだった。2人でいって高いのと安いのを頼んだりは出来ません。グラスの泡はシャンパンでスプマンテはないが、テーブルワインはイタリアで選べる。
ごめんこれは完全に好みとは思うが、、、食用炭で包んだ低温調理のお肉が出たし、近所の高額創作イタリアンY(紹介制なので頭文字のみ)でも低温調理肉が出たところをみると、祇園ではこの調理法はまだまだ現在形のようである。成果よりかかった時間を評価する日本人向けの調理法ではあるけど、香ばしくないステーキに意味あるんだろうか。
低温調理の鰻をいっぺん食ってみたいものw
「はなもも」 丸太町麩屋町 蕎麦
田舎蕎麦はわかりませんが、通常の蕎麦(8割?)は、細すぎず、ちょっと硬めで、汁蕎麦向きの印象。
夜は早いが、昼休みはないので、なくもない一品相手に遅い午後の蕎麦屋での酒を楽しむことはできます。店は狭いので気詰まりかも知れんけど。
「とおる蕎麦」 二条東洞院
カウンタ8席、一品はほぼない。夜は(たぶん別の人が)バーをやってる。10割蕎麦で、のどごしは重め。おろし蕎麦は深鉢でさらにもったり重く、普通の食欲ならサイズ小で十分な量があるので注意、隣の客は残していた。ブログにのせたことがないということは、前にいってからずいぶん久しぶりということですな。
蕎麦について思うのですが、ドグマティックに生粉うち10割を信奉するのは、日本酒の加水やアル添を完全罪悪のように語るのと同じぐらい、ばかげていると思う。
「混ぜ物」イコール「穢れ」になってしまうのだね。「個人的な間違いを、システムとして許さない」のもおなじところからきている。
そんな人どんだけいるねんといわれそうですが、原理主義者は声がでかくていけない。
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