偏見: 緑内障と点眼
2012-02-11


駄目なら、点眼数を増やすしかなく、デュオトラバ+エイゾプトかトルソプト、もしくは、ルミガン+コソプト。
これ以上点眼増やすくらいなら手術しようよと思う。私はどんなに進行しててもきれいな開放隅角の高眼圧はトラベクロトミーではじめます。再上昇が早期なら、その次にはトレベクレクトミー。再上昇まで数年あるようなら次もトラベクロトミー。トラベクロトミーは同一創でも2回はできる。

NVの枯れたもとNVGの高眼圧も同様の点眼にします。消炎されたブドウ膜炎後の高眼圧は、なるべくプロスタグランディンを使わない。これらは、手術するならはじめからMMC併用トラベクレクトミー。

ちなみに負荷試験陽性の PAC で、水晶体再建手術もレーザーもいやという向きには、眠前のピロカルピン1回というところですか。下向いて寝ないこと。

いまの時点での、私の勝手な偏見での決め付けです。突っ込み禁止。私自身いくらでも方針をころっとかえる用意はあります(笑

繰り返すがその通りにやって思い通りに行かない症例もいくらでもあるわけで、しかも経過が長い。
緑内障治療は、あれこれ屁理屈を考えて無駄に悩む医者に向いている。

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